有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

東京佐川急便疑獄<上>暴力団への資金はホメ殺し封じの謝礼

公開日:

「竹下登センセイは日本一金儲けのうまい政治家です。偉大な政治家、竹下登センセイの新総理擁立に立ち上がろう」――。

 1987年1月ごろから、四国・高松に本拠を置く右翼団体・日本皇民党の街宣車十数台がスピーカーのボリュームをいっぱいに上げて、東京・永田町を駆け巡った。相手をやたら褒めちぎり、結果としてイメージダウンを招く“ホメ殺し”と呼ばれる街宣活動である。

 自民党総裁の後継指名に当たり、中曽根康弘首相から「右翼の動きを止められないようでは、後継に指名できない」とクギを刺された竹下は、執拗な“ホメ殺し”の攻撃に、円形脱毛症になるほど精神的に追い詰められていた。

 日本皇民党の“ホメ殺し”はある日突然、ピタリとやんだ。その数週間後の10月31日、中曽根裁定によって自民党総裁に選ばれた竹下は、11月6日、晴れやかな表情で総理大臣の椅子に座った。

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