姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

東京都出身。中国ウォッチャー。1997年から上海で活動。現地で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向について発信。2008年に同誌編集長を退任後、上海財経大学公共経済管理学院の修士課程修了。現在も上海を拠点に「中国の都市、ビジネス、ひと」の変遷を追い続け、「アジア・ビズ・フォーラム」を主宰する他、複数の媒体で執筆している。著書に「中国で勝てる中小企業の人材戦略」(テン・ブックス)。

個人情報収集は朝飯前…国家の監視カメラに断念する中国人

公開日: 更新日:

 中国は明らかに監視社会の道を歩んでいる。空港では2017年から指紋採取が始まった。上海の浦東空港でも14歳から70歳までの外国人は入国時に指紋採取を要求される。生体情報の採取は多くの国が行っているが、両手10本の指まで採られるのは正直、気分のいいものではない。

 上海の街では、天井に設置された無数のカメラが市民を監視している。その数は日本の比ではない。地下鉄駅構内のカメラ設置は「テロ防止」目的(かつて鉄道駅構内で殺傷事件があった)もあるからだろうが、市民に不快感はないのだろうか。

 確かに、一部には監視を嫌う市民が存在する。一時期、若い人たちはSNS上で「どうやったら監視カメラから逃れられるか」と対策を講じようとしていた。「マスクはどう?」「サングラスは?」「変臉(ビエンリエン)するしかないね」。ちなみに変臉とは、京劇でおなじみの、顔の表情を一瞬で変える中国伝統のマジックだ。

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