有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

廣済堂<上>MBOも旧村上ファンド系の対抗TOBも不成立に

公開日: 更新日:

 東証1部上場の印刷や葬祭などを手掛ける廣済堂が迷走している。MBO(マネジメント・バイアウト=経営陣による買収)の一環として実施した米投資ファンド、ベインキャピタルと経営陣によるTOB(株式公開買い付け)は4月8日、不成立に終わった。

 1株610円から700円まで買い付け価格を引き上げたものの、買い付け予定数の下限(1245万6800株)に対し、応募株数は半分以下の544万3164株にとどまった。

 ベインキャピタルは1月17日、1株610円によるTOBの開始を発表。前日の終値は424円だったから、44%のプレミアムがついており、TOBは楽勝かと思われた。ところが、旧村上ファンド系の投資会社レノが参戦して様相は一変した。会社側がMBOを発表した直後の1月22日からレノは猛烈な勢いで買いを入れた。2月4日、関東財務局に提出した大量保有報告書(5%ルール)で5.83%の廣済堂株を保有していることを公表。その後も、旧村上ファンドグループの南青山不動産と共同で買い増しを続けた。

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