有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

廣済堂<上>MBOも旧村上ファンド系の対抗TOBも不成立に

公開日: 更新日:

 どちらのTOBも不成立に終わったが、会社側の応募株数は買い付け価格が50円も低かったにもかかわらず、対抗TOBの12.7倍に達した。

 村上世彰が仕切るレノなどと廣済堂との攻防は、水入り仕切り直しとなった。

 2018年6月28日に開催された廣済堂の株主総会で土井常由が社長に就任した。慶応義塾大学経済学部卒業、1978年、三井物産に入社。三井石油の社長を務めた。15年、廣済堂の経営企画部長に招かれ16年に取締役。浅野健社長の後継社長に就任した。

 土井は乾坤一擲の大勝負に出た。米ベインキャピタルと組んだMBO計画だ。株式を非公開とした上で、主力の印刷事業の構造改革を断行。迅速な意思決定を実現するためのMBOだと説明している。ところが、身内からMBO反対の声が上がる。2月18日、社外監査役の中辻一夫がMBOに反対の声明を出した。MBOで負債が膨らむことを問題視。他の株主にTOBに応じないよう呼びかけた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    吉本批判でも24時間ランナー 近藤春菜にあがる“怨嗟の声”

  2. 2

    さんまもサジ投げた?宮迫博之“なんちゃって懺悔録”の軽薄

  3. 3

    渋野日向子フィーバーが覆い隠す女子プロ協会のゴタゴタ

  4. 4

    目玉は嵐だけ…“やめ時”を逸した24時間テレビの時代錯誤

  5. 5

    渋野マネジメント会社決定で気になる大型契約と来季主戦場

  6. 6

    連日過熱報道でついに悲鳴…渋野日向子が“国外逃亡”する日

  7. 7

    日テレ24時間マラソン 走者がポッチャリ女芸人偏重の事情

  8. 8

    新契約と副収入で稼ぎ破格 渋野日向子メジャー制覇の値段

  9. 9

    渋野日向子フィーバーの裏で“渋い顔” 大会運営はツラいよ

  10. 10

    日韓外相会談物別れでも SNS映えに走る河野外相悪ノリ外遊

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る