有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

廣済堂<上>MBOも旧村上ファンド系の対抗TOBも不成立に

公開日: 更新日:

 MBOを巡っては創業者の(故)櫻井文雄から廣済堂株を相続した妻・美江も反対の意向を示していた。美江は18年9月末時点で発行済み株式の9・68%を保有する筆頭株主だった。

「選択」(19年3月号)の経済・情報カプセルは「廣済堂MBOを巡り、ぼろ儲けを狙う三井住友銀の非道」とする記事を掲載した。<三井住友銀行は(MBOの)原資となる150億円を貸す。スキームのキーマンは廣済堂の取締役で三井住友銀行出身の小林秀昭氏。(中略)現時点で三井住友銀の融資は77億円にすぎないが、MBOが成功後には全額が同行の扱いになる>とすっぱ抜いた。

 MBOを実施して、廣済堂を非上場とするのは、ウルサ型の株主を一掃する狙いがある、とみられている。

 だが、MBO計画は旧村上ファンドの参戦で水泡に帰した。抗争の背景には稼ぎ頭である葬祭子会社、東京博善の存在がある。 

=敬称略(つづく)

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