ふらここ 原英洋社長<1>右肩下がり業界で売上2ケタの成長

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「子供時代、世の中は経済成長の真っただ中。当時は舶来品がいいものという風潮があり、日本の伝統産業はダサイという気持ちが私にありました。身近に人形はありましたが、少しもいいと思えず……。それよりも私は本が大好き。大学生の時には学内誌に随筆やノンフィクションの文章を投稿するようになり、大学卒業を前に、両親に『作家になりたい』と切り出したのです」

 当然猛反対。しかし説得の末、10年間という期限付きで作家を目指すことを認めさせた。井上靖のファンだった原は、彼の本を多く出している集英社に就職。しかしわずか2年後、夢を断念することになる。父が他界したのだ。

「その3カ月前の正月明け、父に呼ばれたんです。実は父は私が大学3年生の頃にがんを患い、手術でよくなったものの、再発。手術が不可能な場所での再発で、お医者さんからはもう長くないと言われていました。呼ばれた時には寝たきりになっており、そんな父から一言、『戻ってこい』と。『分かりました』と私は答えたのです」

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