菅総裁誕生の裏に“ポスト密約説”飛び交うドス黒い組閣情報
シナリオ通り、自民党総裁選で圧勝した菅新総裁は、さっそく人事に着手。総裁選出後の会見では、「改革意欲がある人、改革に理解を示してくれる人を中心に人事は進めていきたい」と語っていたが、派閥の論理で勝った総理総裁に人事のフリーハンドが与えられるのか? 党内では、支援と引き換えの「ポスト密約説」も流れている。
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■二階氏、森山氏は予定通り続投
党役員人事では、いち早く菅支持を表明して流れをつくった二階幹事長(二階派)と森山国対委員長(石原派)の続投が真っ先に内定した。2人は14日、赤坂で会食。まんまと意中ポストの留任を勝ち取った祝杯を挙げていたのだろう。