世論調査で判明 麻生&二階への反発と疑惑再調査への期待
菅内閣発足を受けて各マスコミが16~17日に行った世論調査で、“ご祝儀”も含めて軒並み60%を超える高い内閣支持率を記録した。
そんな中で目を引いたのが毎日新聞と社会調査研究センター、JNNが共同で行った世論調査のいくつかの項目だ。安倍内閣で官房長官だった菅氏とともに「骨格」とされた麻生太郎副総理兼財務相の再任を「評価しない」が54%で、「評価する」の34%を大きく上回った。
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また、総裁選で菅支持をいち早く表明した二階俊博幹事長の再任についても「評価する」はわずか21%で、「評価しない」が56%に達した。
一方、共同通信の世論調査では、菅首相が「検証しない」と表明した「桜を見る会」をはじめとする森友・加計などの安倍政権時代の疑惑については「再調査するべきだ」が62・2%に上り、「再調査の必要はない」は31・7%だった。