小池都知事ダンマリ…菅首相にビビり政府と“ケンカ”せず?

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 22日までの4連休、各地には多くの観光客が殺到した。政府の「Go To トラベル」が影響したのは間違いない。2週間後、再び新型コロナが拡大する恐れがある。

 意外なのは、小池都知事が政府に一切、注文を付けなくなっていることだ。これまで“女帝”は、「Go To キャンペーン」など、政府が経済活動を活性化させようとすると、「冷房と暖房の両方をかけるようなこと」「旅行を促す状況じゃない」と、「待った」をかけてきたが、今回はなぜかダンマリを決め込んでいる。

「知事は菅新首相にビビっているようだ」――。

「都民ファーストの会(都F)」の中からは、こんな声が漏れ始めている。ある都F関係者はこう話す。

「知事が最後に政府方針にあらがったのは先月27日。まだ菅政権が誕生する前です。都内の飲食店に求めていた夜10時までの時短営業を8月末に解除する方針だったのに、方針公表の当日にひっくり返し、23区に限っては今月15日まで時短延長することを決定した。当時の安倍政権が、東京都をGo Toの対象に含める方針を検討していたことに対し、『都発着を含めるのは時期尚早』とメッセージを送った格好です。しかし、菅政権発足が濃厚になるや、Go Toも容認姿勢に転じました」(前出の関係者)

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