森功
著者のコラム一覧
森功ノンフィクション作家

1961年、福岡県生まれ。出版社勤務などを経て、2003年からノンフィクション作家として活動を開始。「ヤメ検 司法エリートが私欲に転ぶとき」「同和と銀行」「腐った翼 JAL消滅への60年」「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」など著書多数。最新刊は最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。

菅一族は「地元エリート」 だった 叔父は東北電力の支店長

公開日: 更新日:

 新政権は「既得権益」「悪しき前例主義」「縦割り行政」という3つの打破を政策スローガンに掲げる。菅義偉は「改革」という言葉が大好きである。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 ひょっとすると、それは実父和三郎を意識しているのかもしれない。和三郎は1918(大正7)年に生まれた。男6人、女5人の11人きょうだいの長男だが、この頃はさほど珍しくはない。

 菅は自己を紹介するとき必ず「東北の農家生まれ」という。だが、もともと菅一族は専業農家ではない。和三郎の父喜久治をはじめ、次男や三男たち、菅家の男の多くが明治政府の殖産興業振興の下、秋田県に建設されてきた発電所に勤務してきた。のちの東北電力だ。繰り返すまでもなく菅にとって喜久治は祖父、次男や三男は叔父にあたる。次男は戦死するが、祖父の喜久治や三男の栄二郎は戦後も東北電力に勤務し、栄二郎は湯沢支店長まで務める。エリートサラリーマンだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡村隆史の結婚秘話「相手はあの子」NSC時代の恩師明かす

  2. 2

    給付金に文句の麻生氏“10万円超”飲食73回の異常な金銭感覚

  3. 3

    菅首相が所信表明で言い間違い連発…予算委“火だるま”必至

  4. 4

    岡村隆史“奇跡のV字回復”なのに 新妻をひた隠しにするワケ

  5. 5

    田中みな実“低身長”発言が物議…153cmは女優の武器に?

  6. 6

    11月1日廃止されるのは大阪市ではなく民主主義ではないか

  7. 7

    近大・佐藤1位指名も阪神育成ベタ…よぎる“藤浪の二の舞”

  8. 8

    岡村隆史は自称“風俗オタク”…結婚生活はうまくいくのか

  9. 9

    岩隈引退は「第1弾」…巨人の大リストラがついに始まった

  10. 10

    転落に巻き添えで女子大生死亡…遺族は補償を受けられるか

もっと見る