田村厚労相 ソフトな外っ面の裏に弱者切り捨ての“前科”

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田村憲久厚労相(三重1区・衆院8回)

 2012年から14年まで第2次安倍内閣で厚労相を務めた。2回目の厚労相就任だ。1月に設置された自民党の「新型コロナ対策本部」の本部長も務め、噛み砕いた語り口で新型コロナについて解説し、テレビ出演も多かった。コロナ禍真っただ中の最重要ポストに、党内からは「適任」との声が上がっている。

 確かに厚労行政に詳しいが、今回、石破派でありながら入閣したのは、「石破封じ」の狙いが隠されているともっぱらだ。

「コロナ対応は一歩間違うと凄まじい批判にさらされます。もし、失政があったら“ポスト菅”を狙う石破茂が批判するのは間違いない。そこで、石破派の田村を起用することで石破の批判を封じようとしたのでしょう。コロナでしくじったら、責任を押し付けることもできる」(官邸担当記者)

 田村氏本人も、最初から入閣を狙っていたと疑われている。石破派の事務総長なのに、総裁選で石破氏の推薦人にならなかったからだ。さすがに、地元の自民党関係者も「先頭切って推薦人になると思っていた。閣僚入りがチラついて一歩引いたのではないか」といぶかしがる。

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