孫崎享
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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

菅首相は戦前の軍国主義やナチに近い社会をつくりたいのか

公開日: 更新日:

 昨年11月、中曽根元首相が死去した。当然、葬儀は行われているであろう。そして、今月17日、内閣と自民党による合同葬が行われる。経費は総額1億9000万円で、政府と自民党が半分ずつ負担する予定だ。

 同じ首相でも、宮沢喜一氏の場合は違ったようだが、中曽根氏は従一位・大勲位を受けられた人物だ。菅首相が特別の思いもあって合同葬を行うことは十分あるだろう。

 その中曽根元首相の国会答弁が今、注目されている。科学者の代表機関である日本学術会議の新規会員をめぐり、菅内閣が日本学術会議側の推薦候補6人の任命を拒否する事態が起きたからだ。

 日本学術会議は法律で制定され、「会員は、学術会議の推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」とある。果たして学術会議の推薦を首相が拒否することができるのか。この点について、中曽根首相は1983年の参院文教委でこう答弁している。

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