バイデン陣営ハエたたきで大ハシャギ 討論会でペンスに1匹
来月3日の米大統領選に向け、共和党ペンス副大統領(61)と民主党ハリス上院議員(55)の副大統領候補討論会が7日夜、ユタ州ソルトレークシティーで行われ、両候補は新型コロナ対策や外交問題などを巡って熱い議論を戦わせた。だが、皮肉にもこの討論会で最も注目を集めたのは、1匹のハエだった。
討論会の最中、突如1匹のハエが現れ、2分以上にわたってペンスの頭に止まったのだ。これに民主党のバイデン大統領候補が悪ノリし、自身のツイッターにハエたたきを持った写真を投稿。「選挙運動をするハエに5ドルの寄付を」と呼びかけた。バイデン陣営のオンラインショップでは、トランプ陣営の「事実を超える真実」というバイデンたたきキャンペーンをもじって「ハエを超える真実」という名前のハエたたきを売り出すハシャギぶり。
■T・スウィフトも「バイデン支持」表明
一方、そんなオフザケをよそに、人気歌手のテイラー・スウィフトさん(30)が米女性誌「Vマガジン」で、人種問題や女性の権利などに取り組む姿勢を評価し「誇りを持ってバイデン候補に投票する」と宣言した。