鉄槌を食らった菅自民党 麻生政権の二の舞の末路 <上>

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追い打ちをかけたコロナ無策、緊急事態繰り返し

「再び緊急事態宣言を出すことがないように、対策をしっかりやるのが私の責務」

 菅は2回目の緊急事態宣言の全面解除を決めた先月18日、こう豪語。自らに言い聞かせたはずの決意を見事に裏切り、3回目の宣言発令に至った。「コロナ無策」が自民惨敗に追い打ちをかけたも同然だ。

 政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長が変異株について「早晩、主流になる」と警鐘を鳴らしていたのに、菅は聖火リレー開始直前に2回目の宣言を解除。最近は「大阪、兵庫の変異株は当時は出ていなかった」と釈明しているが、真っ赤な嘘だ。

 解除前(17日)までに全国で399件も確認済みで、大阪は72件、兵庫は94件に達していた。

 その程度の甘い認識だから、いつまでも感染拡大を抑えられず、宣言発令と解除を繰り返すのだ。知事会でも「過去の反省が生かされていない」(山口祥義佐賀県知事)などと批判が上がり、休業を余儀なくされた商業施設や飲食店が「補償が足りない」と、怒り心頭なのも当然である。

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