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捜査難航…横浜点滴殺人は犯人逮捕でも長期戦必至の理由

 横浜の大口病院点滴殺人事件は、発覚から30日で1週間。「容疑者は2、3人に絞られている」という情報もあるが、神奈川県警は関係者100人から聞き取り調査をする方針を立てるなど慎重だ。

「点滴袋が4階に運び込まれた17~18日にかけて界面活性剤を混入した可能性が高く、その日に4階にいた職員が怪しい――県警はそう見ています。4階にいた職員全員を事情聴取し、容疑者を絞り込んでいますが、なかなか犯人を特定できない。17日以前に入れられた可能性も否定できなくなってきたのです。決定的な証拠もいまだ見つかっていません」(捜査事情通)

 大口病院に監視カメラは設置されていたが、4階はすべてダミーだった。点滴殺人事件は、まるで1998年に4人が死亡した「和歌山毒物カレー事件」みたいになっている。

「毒物カレー事件は直接証拠がほとんどなく、状況証拠を重ねての逮捕になった。もし、横浜の事件でも犯人が否認すれば、厄介なことになります。『このまま逮捕しても公判が維持できるのか』という見方もありますね」(前出の捜査事情通)

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