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母親だけが軽傷の謎…神戸5人殺傷“動機”は身内の冷遇か

 神戸市北区で5人が殺傷された事件はいまだに動機がはっきりしていない。だが現場周辺などの情報を整理すると、犯人が身内への怒りで暴走した可能性が高い。

 事件が起きたのは16日午前6時20分ごろ。同区有野町の民家で南部達夫さん(83)と妻の観雪さん(83)が血を流して倒れているところを発見され、その後死亡した。さらに近所に住む辻やゑ子さん(79)の死体が見つかった。

 兵庫県警は近くの神社で南部さんの孫の竹島叶実容疑者(26)を現行犯逮捕。南部さん宅から約200メートル南に住む前北操さん(65)も自宅で襲われて負傷、竹島容疑者の母・知子さん(52)も全身打撲状態で発見された。知子さんは南部さんと竹島容疑者がもみ合っているのを止めようとして暴行されたという。

 竹島容疑者は1995年の阪神・淡路大震災後、知子さんとともに南部さんの家に身を寄せ、4人で暮らしていた。神戸市内の専門学校に通ったものの最近は仕事をしておらず、近所の住民も姿を見かけなかったと証言している。取り調べで「自宅にあった包丁で誰でもいいから攻撃し、刺してやろうと思った」と供述しているため精神疾患が疑われているが、通院歴などは明らかになっていない。

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