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収入印紙4億7293万円分着服 63歳法務局事務官の巧妙手口

 よくもまぁ、10年間もバレなかったものだ。

 法務省は15日、東京法務局の天野直樹元事務官(63)が4億7293万円分の収入印紙を盗んだとして、業務上横領容疑で警視庁に刑事告発したと発表した。

 元事務官は登録免許税として登記申請書に貼られた収入印紙を消印を押さずにはがし、証印済みの印紙を貼り替えていた。盗んだ印紙は金券ショップで換金し、借金返済やギャンブルに使っていたという。

「受領した申請書類はミシン目をつけて使用済みにしますが、元事務官はさも自分が証印したように見せかけて手続きを進めていた。証印済みの印紙は、すでに登録が終わり、倉庫に保管していた申請書類から入手していた。それらの書類は、印紙や金額などを確認した上でしまうので、あらためて全てチェックすることはありません。また保管期間が過ぎると廃棄処分にするため、見抜くことができなかった。不正がバレないように局外に持ち出して、印紙を貼り替えていた可能性もあります」(法務局関係者)

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