操業中の漁船100隻…米軍機の燃料タンク投棄は大惨事寸前

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 米軍機の燃料タンク投棄は一歩間違えば大惨事を招くところだった。

 20日午前8時40分ごろ、米軍のF16戦闘機が三沢基地を離陸直後にエンジン火災を起こし、燃料タンク2個を基地の北側にある小川原湖に投棄した。この湖はシジミ漁とシラウオ・ワカサギ漁が盛んで、タンクが落ちた周辺には漁船が5、6隻いた。落下地点に最も近い漁船は200メートルしか離れておらず、落下時の水しぶきは高さ約15メートルに達したという。

 小川原漁協に聞いた。

「落下地点は北側の湖岸から沖合約500メートルの場所。きのう午前9時20分ごろ、防衛省の職員2人を交えて船で現地に行きました。現場は水深10.9メートルで、厚さ1~2センチの氷が張り、縦20センチ、横80センチくらいの金属の部品が40~50個落ちていました。部品は黄色と銀色でした。現場付近にいた船は5、6隻ですが、実はその時刻、湖全体で約100隻のシジミ漁船が操業していたのです。きのうはたまたまシラウオ・ワカサギ漁の漁船が休んでいましたが、普通は10隻くらい出漁し、合計で110隻ほどになります。落下地点の最短距離にいた人はかなりの量の水しぶきを浴びたそうです」(同漁協指導課の蛯名孝雄課長)

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