37年逃亡し続けた米脱獄囚 逮捕の決め手は母親の死亡記事

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 1981年に米オクラホマ州マスコギーにある刑務所「ジェス・ダン矯正センター」から脱獄して37年間、逃亡生活を送っていた男がテキサス州ヒューストンで逮捕された。

 オクラホマ州の地元テレビ局「ニューズ4」が12日に報じたところによると、逮捕されたのはスティーブン・パリス(58)。80年、麻薬所持および密売の罪で懲役9年の実刑判決を受け、1年7カ月服役した後で脱獄。有罪が確定した犯罪者を管轄するオクラホマ矯正局から「最重要指名手配」されていた。

 逮捕の決め手になったのは、地元紙に掲載されたパリスの母親の死亡記事だった。脱獄囚である息子の名前が「スティーブン・パリス」ではなく「スティーブン・チャベス」と記載されているのに、米連邦保安官局の捜査官が1カ月半ほど前に気づいたのだ。

 もしやパリスは「チャベス」と名前を変えて暮らしているのではないか? そう考えた捜査官は、パリスがチャベスの変名で勤務しているヒューストンの職場を突き止め、指紋を採取。記録と照合したところ一致したため、12日朝、出勤してきたところを逮捕したという。

 母親の死亡記事に“変名”が記載された経緯については不明だが、逮捕を受け、オクラホマ州矯正局は80年に逮捕された際の顔写真と逮捕直後のパリスの写真をツイッターに投稿し、ヒューストン警察と連邦保安官局に感謝の言葉をツイートした。

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