松山刑務所 脱走受刑者の捜索を阻む「空き家1000軒」の壁

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 愛媛・今治市の松山刑務所大井造船作業場から、平尾龍磨容疑者(27)が脱走して、17日で10日目。広島、愛媛両県警は平尾容疑者が潜伏しているとみられる広島・尾道市の向島に延べ7000人の捜査員を投入して捜索しているが、いまだに見つかっていない。“捜索の壁”となっているのが「空き家」だ。

 向島には現在、1000軒を超える空き家があるという。空き家の内部を捜索するには所有者の許可が必要。しかし、所有者が行方不明だったり、連絡が取れなかったりするケースが少なくない。

「捜査員が空き家を1軒ずつ確認しているが、かなり手間取っている。遺体などであれば1度確認すれば済むが、容疑者は逃げ回るため、同じ空き家を繰り返し何度も確認しなければならない」(捜査関係者)

 静かに物陰に隠れ、捜査員が空き家を離れたスキに忍び込む――。平尾容疑者はそんな逃亡生活を続けているようだ。

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