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今市事件被告の母親「バイトの面接はすべて落ちてしまう」

 2005年12月、日光市(旧今市市)の小学1年生、吉田有希ちゃん(当時7)が殺害された事件で、今月3日、殺人罪に問われた勝又拓哉被告(36)の控訴審判決公判が開かれた。1審判決は破棄されたものの、無期懲役が言い渡された。

 昼前だというのに、雲ひとつない空から、容赦なく焼きつくような日差しが降り注いでくる。私は勝又被告の母親に会うため、都心から1時間ほど離れた場所にあるファミレスに向かった。控訴審判決公判を1週間ほど後に控えた7月末のことだった。

 勝又被告には無期懲役の判決が下されたが、私は、納得していない。というのは、逮捕直後の報道などから違和感を覚え、今から4年前に母親に直接取材して以降、勝又被告の生活ぶりを聞くたびに、彼が無実であるとの確信を強めていったからである。

 ひんやりとエアコンが効いたファミレスに入ると、奥まった席に母親の姿があった。

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