通報で入院患者の死亡発覚 岐阜・藤掛第一病院の隠蔽体質

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「岐阜市内の気温は26日が36.2度、27日が36.8度で、いずれも最低気温が25度以上だった。病院側は20日に業者にエアコンの修理を依頼したが、1カ月かかるとの返答だったため、扇風機9台で患者に風を送ったと説明。それでも警察は業務上過失致死の疑いで捜査しています」(捜査事情通)

■エアコンの故障と死亡の因果関係は…

 患者を他の病院に転院させようとしなかったのか、看護師の巡回を増やしたのか――。警察に質問したが、「捜査中なので答えられない」とのことだった。

「解剖で死亡原因が熱中症と判明すれば、エアコンの故障と死亡の因果関係がはっきりするでしょう」とは元検事の落合洋司弁護士だ。

「病院は患者の健康に支障がない状態を維持する注意義務があります。転院させるなどの努力をしていなかったら、業務上過失致死罪が適用される可能性も出てきます。院長と担当医師、看護師が責任を問われそうです。もし『老人なんだから死亡してもいい』と考えて処置を怠ったとすれば未必の故意と認定される可能性もある。死刑もありえる殺人罪です」

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