• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

特定失踪者家族の藤田隆司さん「父は長年兄を恨んでいた」

「周りに振り回される人生で、全部投げ出したいと考えていました」

 こんな苦しい日々が3、4年は続いたある時、思い切って薬を飲むのをやめた。それからは昼間は動いて体力をつけようとひたすら散歩した。疲れ果てて夜はさすがに眠くなる。動くことで体調も戻ってきた。

 現在は、高齢者施設を2軒掛け持ちで夜勤をこなすダブルワーカーに。昼間の空いている時間を使って拉致問題を訴えるため、講演や署名活動などを行っている。

「94歳の父は認知症だが、まだ兄を見れば分かります。生きている間に会わせてやりたい」

 日本政府が認定している拉致被害者は17人。北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者は883余人いる。

 (この項おわり)

(ジャーナリスト・渡辺輝乃)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  2. 2

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  3. 3

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  4. 4

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  5. 5

    “塚原派”にも追い込まれ…コーチ不在の宮川紗江に引退危機

  6. 6

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  7. 7

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

  8. 8

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  9. 9

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  10. 10

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

もっと見る