新潟少女監禁事件<後編>母親はどこか他人事のようだった

公開日: 更新日:

 2000年1月に被害者が保護されたことにより発覚した新潟少女監禁事件。この事件の真相を知るのは、犯人の佐藤宣行が少女を監禁していた家で一緒に暮らしていた母親である。

 彼女は事件発覚後、マスコミの前には一切姿を現すことはなかった。事件発覚当時、彼女は連日のように警察に事情聴取のために呼ばれ、警察車両で家から移動していたので、事件のあった家で暮らしているのは間違いなかった。

 事件から2カ月ほどが過ぎると、さすがに現場を訪れるマスコミはいなくなった。数日かけて、家の前で張り込みをすると、早朝4時に彼女は姿を現したのだった。息子が犯人として逮捕され、ひとり身で暮らす寂しさもあったのだろうか、彼女は私と同僚の記者の取材を受けてくれるようになったのだった。

 取材を通じて浮かび上がってきたのは、歪んだ親子関係であった。私たちが接触した当時、呼吸不全のため彼女は酸素吸入器が手放せない状況で、鼻からチューブが伸びていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出演番組が不発…東山紀之が背負う“ジャニーズ幹部”の重圧

  2. 2

    激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油

  3. 3

    元カノ小川アナは結婚…櫻井翔“クソ甘えん坊”の険しい前途

  4. 4

    NHK“ポスト有働”和久田アナ 民放とは一線画す華ある本格派

  5. 5

    ジャニーズ事務所<2>アイドルも経営陣も世代交代の転換期

  6. 6

    都Fが公明を突然裏切り…都議会与党ついに「分裂」の裏側

  7. 7

    栗山監督が上機嫌で 日ハム輝星「開幕3戦目先発」に現実味

  8. 8

    賃金偽装 厚労省キーマン「官邸の圧力」否定は矛盾だらけ

  9. 9

    ジャニーズ事務所<1>スキを見せない「帝国」に生じた軋み

  10. 10

    「きっかけは私」島袋寛子が匂わせたSPEED解散“複雑理由”

もっと見る