神戸市交通局職員 31日の所定勤務に“34回パチスロ”のア然
「市の職員が週に3回くらいパチンコ店に来とる。公務員が日中にパチンコしてええんか。人が打ってる台を奪うので有名やから、来るのをやめさせて欲しい」
10月下旬のこと、神戸市役所に同市中央区三宮のパチンコ店の客からこんな電話が複数回かかってきた。
神戸市は26日、勤務時間中に繰り返し仕事を抜け出し、パチンコ店でスロットをしていたとして、交通局勤務の男性職員A(64)を停職3カ月の懲戒処分とした。
Aは9月10日~11月6日の31日所定勤務のうち、少なくとも21日間、勤務時間中に市庁舎から徒歩5分ほどのパチンコ店へ行っていた。時には午前11時15分から同45分まで仕事を抜け、昼はいったん市庁舎に戻り、デスクで昼食を済ませた後、また午後1時30分から3時まで出掛けるなど、1日2回の日もあり、計34回、33時間45分にわたってスロットに興じていた。