恵庭OL殺人事件「内臓が炭化するまで焼きつくすのは無理」

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 2000年3月、北海道恵庭市で、女性会社員(当時24歳)が市道上で焼死体で発見された。道警は、同僚だった大越美奈子さん(当時29歳)が、「同僚男性社員との三角関係のもつれから殺害した」として逮捕。06年に殺人罪などで懲役16年の刑が確定した。

 だが、服役を終えた大越さんは昨年9月、再審開始を認めなかった札幌高裁決定を不服として、最高裁に特別抗告した。

 大越さんは一貫して無罪を主張し、自白もしていない。そのため、法曹関係者の中には判決に疑問の声を上げる人も少なくない。元裁判官で、明大法科大学院の瀬木比呂志教授もそのひとり。1度目の再審請求棄却決定後から、資料のコピーを取り寄せ、関連の書物や記事の検証など、本格的に調査し始めた。

「担当弁護士の伊東秀子さんは<恵庭OL殺人事件―こうして『犯人』は作られた>を執筆しましたが、普通は裁判中の担当事件を本にすることはありません。支援する元裁判官の木谷明弁護士も無罪の可能性が高いと言い、私は2人ともメールなどで話す機会を得た。やはり、証拠としては不十分と結論づけました」

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