福島悪魔払い殺人事件<前編>江藤幸子はギャンブル夫に苦悩

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 福島県須賀川市で1995年7月5日、世間を騒がす事件が明るみになった。

 現場となったのは、JR須賀川駅から車で15分ほど走った場所にある住宅街だ。付近には田園風景が広がり、のどかという言葉がぴったりとはまる土地だが、起きた事件は悪魔払いによるもので、風景とは裏腹に陰惨な殺人事件であった。

 住宅地の中でも、ひと際目立つ家だった。その家主だったのが、祈祷師の江藤幸子。彼女による悪魔払いと称した暴力によって男女6人が亡くなり、遺体となって発見された。

 被害者は江藤からお払いを受けるため、この家で暮らしていた信者たちだった。悪魔払いをすると称して、被害者以外の信者たちと、太鼓のバチなどで6人を殴打し、殺害するに至った。

 事件発覚前、10人以上の信者が暮らしていた。中には一家で移り住んだ者もいた。江藤の洗脳によって、夫が妻を殺害したり、子どもたちが死んだ両親の傍らで暮らすなど、異様な状況下で生活を送っていたのだった。

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