金嬉老事件<後>親族が明かす「金正日から遊びに来てと…」

公開日: 更新日:

 1968(昭和43)年、手形のトラブルから暴力団員2人を射殺し、寸又峡温泉の旅館に88時間にわたって立てこもる事件を起こした。

  ◇  ◇  ◇

「今更何を聞きたいの、もういいんじゃないの?」

 静岡県掛川市には、今も金嬉老の親族が暮らしている。そのうちの50代の男性(甥)に取材を申し込んだのだが、そんな言葉が返ってきた。

 熊本刑務所を仮釈放後の韓国での生活や日本への思いなど金嬉老が抱えていたものを知りたいと言うと、男性は了承してくれた。

 初めて彼の取材をしたのは、10年以上前のことだ。今では閉館してしまったが、立てこもった旅館も営業していて、人質となった女将さんにも話を聞いた。金嬉老は立てこもりを続ける中で、日本における朝鮮人への民族差別が事件の根底にあることを訴えていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ガッキーを追い込んだのは錦戸か 明るみになるゲスな過去

  2. 2

    愛犬が天国に行けるよう頼んだ手紙に…神さまから返事が!

  3. 3

    橋下徹元大阪市長の発言が物議 身近に潜む“差別治水”の闇

  4. 4

    本田翼は“残念な女優”なのに…視聴率は稼げる意外なワケ

  5. 5

    2000万円の退職金が半分以下に減ってしまい家計が苦しい

  6. 6

    「ママがキスをせず出かけた!」2歳児の抗議が可愛すぎる

  7. 7

    ぐずる赤ん坊と警察官…ほのぼの写真が全米に拡散したワケ

  8. 8

    石田ゆり子&渡辺美奈代 50歳で評価「天と地の差」のナゼ

  9. 9

    生田斗真も結婚近い? 交際4年・清野菜名の舞台を2度観劇

  10. 10

    竹田恒泰氏「天皇は親戚」発言をこのまま許していいのか?

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る