狭山事件<前編>冤罪を訴え続け再審請求中の石川一雄さん

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「どうも、どうも、石川です。よろしくお願いします」

 狭山事件で冤罪を訴え続けている石川さんからは、どこか親戚のおじさんのような雰囲気が漂い、何だかほのぼのとした気にさせられた。

 取材者としてこんな予断を持ってはいけないのだろう。だが、私はまだ挨拶を交わしただけで何も言葉を交わしていなかったものの、ほんの数秒の間で、「石川さんという人は殺人事件という血なまぐさい出来事からは、一番遠くにいる人なんじゃないか」という思いを持った。

 ほんわかとした空気は、人を丸め込もうというものではなく、隠し事をしていないから発せられているようにも思えた。

 当時24歳の石川さんが女子高生誘拐殺害事件の犯人として逮捕されたのは、1963(昭和38)年5月23日のことだった。

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