池袋駅 立教大学生殺害事件<前編>亡くなる前の息子との会話

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 1996年4月11日午後11時半ごろ、東京都豊島区のJR池袋駅で、立教大法学部4年の小林悟さん(21)がスーツ姿の男に突き倒されて死亡した事件は、未解決のまま23年を迎えた。

 駅前の飲食店で大学の仲間と酒を飲んで、帰宅する途中だった悟さんは、山手線7・8番線ホームで電車を待っていると、スーツの男に絡まれ、口論となったという。殴られた悟さんは転倒し、視覚障害者誘導用ブロックに後頭部を強打し、意識不明の状態で病院に搬送された。5日後の16日早朝に亡くなった。外傷性脳内出血だった。

 当時、ホームには130人以上の人がいたが、事件直後、目撃者として名乗り出たのはたった9人。スーツ姿の男は、山手線外回りの電車に乗車して逃げ、最後に目撃されたのは日暮里駅だった。

 その後、銀行員だった被害者の父・小林邦三郎さん(73)は自費でチラシを作成し、ボランティアで集まった悟さんの同級生らと一緒に、山手線、常磐線、東武東上線、西武池袋線など各駅を回った。

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