12歳女児を門前払い AM3時半に放置の神戸児相“3つの怠慢”

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「家庭で揉め事があり、母親から『出て行け』と言われ、家から追い出されました」

 さぞかし不安だったに違いない。日中は買い物客や観光客で賑わう神戸ハーバーランドだが、深夜ともなると街灯の明かりだけで辺りは暗く、人けはほとんどない。10日午前3時25分、いきなりそんなところに放り出された12歳の小6女児は行くアテもなく、頼れる大人もおらず、近くにあった児童相談所「神戸市こども家庭センター」に救いを求めた。

「ピンポーン」

 女児はこれまで家庭センターを訪れたことはなく、勇気を振り絞ってインターホンを鳴らした。しかし、画面越しに女児の顔を見た高齢の男性相談員は「事情」を聴こうともせず、「警察に相談しなさい」と言い放ち、女児を追い返した。

 行き場を失った女児は徒歩5分ほどのハーバーランド交番を訪れ、「児童相談所に行ったのですが、『警察に行け』と言われました」と状況を説明。時間は深夜3時40分だった。女児から話を聴いた兵庫県警生田署員は「親からの虐待があった」と判断し、児相に通告。署員が再び女児を家庭センターまで連れて行き、午前5時38分、ようやく保護された。

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