“5人の森進一”で露呈…ネット申請「同姓同名」の落とし穴

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 自分と同姓同名の人物に成り済まし、給付金をだまし取った詐欺男の公判が20日、金沢地裁で開かれた。名古屋市の無職・森進一被告(50)は、同姓同名の石川県能登町の男性の情報を悪用し、コロナ禍の特別定額給付金10万円をだまし取った疑いがもたれている。

 一度だけではない。北海道留寿都村や福島県いわき市の「森進一」さんにも成り済まし、オンライン申請。留寿都村のケースは、被害者と親族である村の職員が不正を見抜き未遂に終わった。森被告は詐欺や詐欺未遂などの起訴内容を認めている。

 まず驚くのは、全国に少なくとも5人の森進一がいることだ。森被告と被害者3人に加え、歌手の森進一(本名は森内一寛)もいる。森被告は自分の名前をネット検索し、同じ名前の人の情報を集めたという。逮捕されていなければ、また別の「森進一」を見つけ出し、詐欺を続けていた恐れがある。それが、オンライン申請の落とし穴だ。

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