岩国児童相談所 女子高生自殺事件<前>被害者の父・江邑幸一さん

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娘の訴えを無視した児童福祉司

 その後、寛世さんは里親に預けられるも二転三転。ふたたび母の住む実家に戻される。

「14年5~9月ぐらいに、娘自身が、『お母さんをどうにかしてくれ。一緒に暮らせない』と児相の児童福祉司に訴えていたんです。しかし、『お母さんに言っても聞いてくれないんだよね』と無視されたんです」

 自殺するまでの7カ月、寛世さんに対する母親の仕打ちは、さらに苛烈なものとなる。

「元妻は寛世が外出すると必ず部屋の中を隅から隅までひっくり返したんです。現金は没収、加えて携帯電話はすべて傍受、私に連絡できないような設定もしていました。小遣いは月4000円のみ。その中から携帯代を出すように言っていたそうです」

 もともとお父さん子だったのなら、江邑さんのところに住むか、一人暮らしをさせて江邑さんがケアをするとかの方法があったのではないか。

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