岩国児童相談所 女子高生自殺事件<後>被害者の父・江邑幸一さん

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■「離婚後単独親権」という日本の法制度の欠陥

 江邑さんは、「娘が自殺に追い込まれたのは元妻やその家族との折り合いが悪かっただけではない」と言う。

「児童相談所が寛世の意見をちゃんと聞いて、自宅以外の別のところに移動させていれば200%生きています。なぜ児童相談所は動かなかったのか。専門職がいるのに何も対策を打てないのなら、存在する意味がないですよ。大きなことを言うと、日本が離婚後単独親権であることが問題です。離婚したら、片方の親は親としての権利を何も行使できないんです」

 19年からは、自身と娘の名前と顔を出して、児童相談所の不作為を訴える活動をするようになった。児童相談所に子どもを連れていかれたり、保護されたりしている親たちからの相談も受けている。無償で横浜や秋田まで出かけて相談に乗ったり、裁判を傍聴したりしている。

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