52歳の会社経営者が運転免許不正取得…26歳下の息子に成りすました驚きの手口
父親は息子に成りきるため、眼鏡をかけ、白髪交じりだった髪の毛を伸ばして黒く染め、整髪料でボリュームをアップしていた。
当時24歳だった長男に成りすまして運転免許証の再交付を受けたとして、大阪府羽曳野市の電気工事会社社長、福田正人容疑者(52)が11日、有印私文書偽造、道路交通法違反などの疑いで府警羽曳野署に逮捕された。
「免許証を紛失しました」
2020年7月、福田容疑者は和泉市の「光明池運転免許試験場」でこうウソをつき、試験場内の証明写真機で撮影した「若者風」の顔写真を添え、再交付を申請。長男名義の運転免許証を不正に取得した。
福田容疑者は18年、免停中だったにもかかわらず、車を運転して違反を犯し、免許取り消し処分になった。
その後、20年5月までの3年間、運転免許証の再取得ができなかったが、福田容疑者は欠格期間中に無免許で車を運転。オービスによる取り締まりで速度違反が発覚し、警察から出頭を求められた。