【朝日杯FS】リオンディーズ大外鋭伸

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因縁の対決は再びシーザリオに軍配

 偉業達成はお預け――武豊がJRA平地GⅠ完全制覇なるかで注目を集めた朝日杯フューチュリティS。勝ったのはM・デムーロ鞍上のリオンディーズだった。騎乗としてはケチのつけようがなかった。武豊エアスピネルはスタートを決めて中団でしっかり脚をためる競馬。道中は不利もなく、勝負どころもスムーズで、直線も追い出しを待ってから抜け出す完璧な騎乗だった。

 それでも勝てなかったのはリオンディーズが想像以上に走ったということ。マイル戦ということもあって最後方からの競馬でも、直線はデムーロのステッキに応えて大外から鋭伸。ただ1頭だけラスト3F33秒台の脚、それも33秒3だからケタ違いだった。ちなみに、キャリア1戦での朝日杯フューチュリティS制覇は史上初である。この2頭で後続を4馬身引き離したのだから、エアにとっては相手が悪かったとしか言いようがないが、これも“因縁の対決”の通りなのか。

エアスピネル武豊血に敗れる

 土曜発行紙面の「激辛ジャッジ」でも触れていた通り、エアの母エアメサイアとリオンの母シーザリオは05年の牝馬クラシックで対決し、桜花賞→オークスとシーザリオが②①着で、エアメサイアは④②着。ともに後塵を拝していた。

「そこまでお母さんに似なくていいのに」

 レース後にそう苦笑いで話した武豊。振り返れば、エアメサイアは秋華賞で勝利し、その時、ゴール直前でかわした相手は福永。桜花賞はラインクラフトに乗って勝ち、オークスでは因縁のシーザリオで負かされた相手だった。

 3歳秋でGⅠを取った母を思うと、スピネルもまだまだ伸びシロはたっぷりある。大記録達成を阻んだリオンディーズ、そしてM・デムーロに一矢報いるシーンをクラシックでは期待したい。

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