【東海S】人気馬2頭との大きな違いアスカノロマンを熟知していた太宰

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 一方、中京で行われた東海Sはアスカノロマンが制して、②着はモンドクラッセ、③着はロワジャルダンだった。

 ②着モンドクラッセは田辺。③着ロワジャルダンは前2走で手綱を取っていた浜中が予定されていたが、1Rで落馬負傷し、急きょの乗り替わりで横山和がピンチヒッターに。くしくも1、2番人気はともに初騎乗ということになっていた。

 その結果、②③着だから及第点ともいえるが、モンドクラッセは大事に乗り過ぎた感も。ハナを切ったのはいいが、前半3~4Fが37秒8―50秒6の逃げ。1Rの3歳未勝利が37秒6―50秒0、7Rの五百万クラスが37秒8―51秒0だから、条件戦並みのペースだ。これでは最後に切れ負けしてしまう。

 また、ロワジャルダンは[4][5][5]の位置取り。ペース的には良くても、初騎乗の影響もあったか、道中で引っ掛かる場面があった。

 逆にアスカノロマンの太宰は3歳春から12戦連続でコンビを組み、長所も短所も手綱を通して熟知していた。2番手でリズム良く走らせ、使える脚が頭に入っていたからこそ、ラストもベストタイミングでの抜け出し。それが4番人気の評価ながら接戦にならず、横綱相撲での2馬身差完勝につながったといえる。

GⅠ取りにはさらにパワーアップを……

 では、GⅠに向けてはどうか。レース後には陣営からフェブラリーS参戦の話が聞かれたが、27日の交流GⅠ川崎記念に有力馬が集まることもあって、今年の東海Sは登録段階から小粒な印象。レースも前記のようにスローで流れてハイレベルとは言い難い。

 アスカ自身はきのうが526キロと自己最高馬体重。力をつけての重賞初制覇であることは確かだが、GⅠで勝ち負けするにはさらなるパワーアップが必要ではないか。

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