【シルクロードS】ダンスディレクター好記録で完勝

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価値ある1馬身半差

 京都のGⅢシルクロードSはダンスディレクターが勝利を収めた。

 重賞初制覇はまさに完勝だった。1番枠を生かして好位のインで脚をため、逃げ込みを狙うローレルベローチェに並び掛けると左後方を振り返るほどの余裕。そこからゴールまで結局、気合をつけただけでノーステッキだから恐れ入る。

 それも残した記録が優秀だ。走破時計は稍重で1分7秒9。京都芝千二の稍重以上では歴代2位の好タイムで、②着に1馬身半差をつけた。

 京都芝千二はスタート後、坂になっているコース形態のため、極端にペースが上がらない。きのうもそうだった。

 前、後半の3Fは33秒7―34秒2。他馬も決して止まっているわけではなく、着差のつきにくい中での1馬身半差は高評価できる。ここ5年の勝ち馬と比較すると、12年ロードカナロア、14年ストレイトガールらGⅠ馬に次ぐ“圧勝”だった。

 この後は阪急杯を挟む可能性もあるが、3月27日の高松宮記念がいよいよ楽しみになった。

「小さい馬で体力がつくまで待っていた。だんだんと落ち着きが出て、大人っぽくなったね。それが結果に結びつきつつある」

 そうレース後に語ったのは管理する笹田師だ。

 思えば16戦中12戦までが1番人気だったように早くから素質は高く評価されていた。それが好記録で重賞初Vだから、師の言葉通り完成の域に近付いたのは間違いない。

 現役続行を表明したストレイトガールはいるものの、スプリント界は群雄割拠。本番でも“チャンスあり”だ。

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