【きさらぎ賞】サトノダイヤモンド圧巻の3連勝

公開日:  更新日:

ステッキ一発でレースレコードV

“5億円対決”の第2ラウンドが前評判だったきさらぎ賞。しかし直線は対決にもならなかった。

 主役はもちろんサトノダイヤモンド。道中は中団のインで折り合って、無理なく4角で先団に。この時点ではライバルのロイカバードが直後に迫ってきたが、それも一瞬のこと。直線は一頭だけ別次元の競馬。これまでノーステッキで2連勝を飾っていたが、きのうはルメールの左ステッキが一発飛んで3馬身半差Vを決めた。

「ムチはどう反応するかを見るために入れてもらったもの。それでもあれだけ真っすぐ走る馬はそういない」

 管理する池江師が振り返れば、敗れたロイカバードの松永幹師も「勝ち馬が強かったです」とライバルを称えた。

 ちなみに記録面でも1分46秒9はきさらぎ賞のレースレコード。単勝は120円で、3歳重賞で牡馬がこれだけの断トツ人気を集め、その期待にしっかり応えて勝ったのはあのディープインパクト以来でもある。

 当然、クラシックでも主役の一頭――それに間違いはないだろう。ただ、周りがお手上げになるような断然の存在と言い切れないのが、今年の3歳牡馬陣。とにかく、歴代でも有数の粒揃いだからだ。

 他にクラシック候補を挙げれば、2歳王者リオンディーズを筆頭に、ハートレー、マカヒキ、ドレッドノータスといった2戦2勝の素質馬たち。さらにロードクエスト、スマートオーディン、エアスピネルといった重賞ウイナーも。

 サトノダイヤモンドが主役の座にグンと近づいたとはいえ、今後の3歳戦線はまだまだ予断を許さない。

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