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【京都記念】サトノ2週連続重賞V

クラウンは素質馬の宝庫・堀厩舎の国内エースに

 2週前に続いて京都の主役はまた“サトノ”。

 きのうの京都芝は前日夜半の大雨で前半は“不良”。京都記念は重馬場に少し回復したが、それでも「全く競馬にならなかった」とは1番人気レーヴミストラルの川田なら、2番人気ヤマカツエースの池添は「直線は脚を取られて……」と振り返った。

 人気馬がもがく中、会心の走りだったのがサトノクラウン。最後は圧勝の3馬身差だ。欧州血統で馬場を苦にしない背景があったとはいえ、振り返れば昨年の皐月賞で1番人気に支持され、超高速決着のダービーでも③着。明け4歳でもトップクラスの一頭だった。

 手駒に苦労しない素質馬の宝庫、堀厩舎の余裕がなせる業か、昨秋の古馬王道路線を天皇賞だけで切り上げて、無理せずに成長を促したことがこの結果につながったのだろう。

 その堀厩舎の二枚看板といえば、年度代表馬モーリス、2冠馬ドゥラメンテ。ともにこの先、海外遠征が視野に入っているだけに、このサトノクラウンが国内のエースという存在になりそうだ。

 また、里見治(はじめ)氏率いる“サトノ軍団”にも、悲願のGⅠ取りがいよいよ現実味を帯びてきたか。

 近年を振り返れば、一昨年の日経新春杯をノブレスで制したが、春の天皇賞では⑧着。昨年はクラウンが弥生賞勝ちも前記の通り、春2冠は手が届かず。ダービーには京都新聞杯勝ちのラーゼンも出走して②着と、前哨戦は勝っても本番では敗れてきた。

 だが、今年は2週前のきさらぎ賞でサトノダイヤモンドが圧巻のV。そして素質馬がひと皮むけたイメージを残したのが京都記念のクラウン。高額馬が多いことで話題を集めていたサトノの勝負服が、いよいよ頂点に立つか!?

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