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【中山牝馬S】シュンドルボン差し切りGⅠへ向けて収穫あり

千八以下で決め手を生かす形がベスト

 中山牝馬Sは4番人気のシュンドルボンが差し切り。22戦目にして念願の重賞初制覇を決めた。

 昨年、夏~秋にかけて3連勝と本格化してオープン入り。二千二百メートルのエ女王杯⑦着後、二千メートルの愛知杯では⑧着と1番人気を裏切ることに。

 そこで今回は1Fの距離短縮。結果は◎を打った本紙・外山が「そもそも二千以上はこの馬には少々距離が長い。実績のある千八なら逆襲を期待していい」と見立てた通りだった。

 レースは5F通過が63秒7と超がつくスローペース。道中は中団やや後ろで1番人気のルージュバックを前に見ながら運んだ。

 3コーナーからルージュがポジションを押し上げていくと、これを目標にしながら進出。直線を向いて外に併せて、首差競り落としたところがゴールだった。

 勝ちタイムが1分50秒3と遅いのは、ペースを考えれば当然のこと。それでも、ラスト半マイルはいずれも11秒台のラップを刻み、外、外を回りながら、長く脚を使って差し切った点は評価していい。

 今回の内容からも、やはり千八以下で決め手を生かす形がベストということ。

 そうなると、楽しみなのがGⅠヴィクトリアマイルだ。

 初めて中山で結果を出したが、前記の3連勝はいずれも新潟、東京でのもの。昨秋、挑戦して0秒2差だったエ女王杯と比べても、舞台は間違いなく合う。

 5歳春にしてやや遅めの重賞初Vだったとはいえ、そこは成長力が魅力のハーツクライ産駒。天井知らずの勢いで女王戴冠を狙う。

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