社台ファームにとって大きな大きな2㌢差

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 ジュエラーの勝利は大牧場のピンチを救った。

 この馬の生まれ故郷は北海道千歳の社台ファーム。言わずと知れた名門牧場で、86年にはダイナガリバーでダービーに優勝し、以降、数え切れないほどのGⅠ馬を輩出していた。

 ところが、近年はノーザンファームが不動の首位の座に。完全に立場が逆転している。

 ノーザンファームは94年に社台ファームを分割する形で誕生。社台ファーム代表である吉田照哉氏の弟の勝己氏が拡大戦略で成長を遂げ、今では1強と言える存在にまで上り詰めた。ディープインパクトやキングカメハメハで大成功を収め、04年以降は13年を除き、年間GⅠ5勝以上。昨年はなんと9勝もしていた。

 一方、社台ファームは07年こそGⅠ8勝だったが、ここにきて成績が下降。特にビッグレースとは縁が薄くなり、平地GⅠ勝ちは一昨年、スピルバーグでの天皇賞・秋が最後。昨年は未勝利に終わり、92年から続いていた連続勝利記録は23年でストップしていたのだ。

 それだけにこの2センチは大きな1勝だ。シンハライトがライバルのノーザンファーム生産馬だけになおさらである。

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