【皐月賞】ディーマジェスティ驚異のレコードV蛯名悲願のダービーに王手

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3強蹴散らした

 春の嵐をモノともしない快走だ。GⅠ皐月賞は8番人気ディーマジェスティが1冠目を制した。

 戦前は“3強”といわれていたが、サトノダイヤモンドは③着、リオンディーズが4位→⑤着降着、マカヒキも②着と3強を抑えて、直線で力強く突き抜けたのがディーマジェスティ。

 きのうの中山は朝から強風が吹き荒れ、昼過ぎには強い雨が降り、レース時には晴れ間がのぞいたものの、発表は良でも少し柔らかい馬場。前半5F58秒4のハイペースに引っ張られたのもあるが、勝ち時計は二千メートル1分57秒9と驚異のレースレコードだった。

 今年は重賞で好タイム連発のハイレベル世代。皐月賞も地力の問われる展開となり、それを制したのだから、この勝利は本物と言っていい。

 しかも、これまで②着2回が最高だったディープ産駒として初の皐月賞勝利。また、不利といわれた大外18番枠をはねのけての栄冠なのだから、2冠に向けて大きく前進したといえる。

「次が大一番」

「次が大一番なので」と口元を引き締めたのはデビュー30年目の蛯名。5週間後のダービーを早くも見据えている。

 鞍上の蛯名はこれまでダービーに23回挑戦して〈02120〉。JRA通算2422勝、GⅠ25勝の大ベテランも“ダービージョッキー”の称号はまだなし。特に12年のフェノーメノではディープブリランテの鼻差②着で涙をのんでいる。

 管理する二ノ宮調教師もダービーで98年ダイワスペリアーが③着、09年ナカヤマフェスタと11年ナカヤマナイトがともに④着止まり。両者にとっても次は“悲願のダービー”となる。

 3強の巻き返しがあるのか、それとも2冠達成があるのか。今から次の決戦が待ち遠しくなるほど好レースだったのは間違いない。

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