【ヴィクトリアマイル】現役延長7歳ストレイトガール 人気馬を一蹴

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 史上初の快挙だ。

 きのうのGⅠヴィクトリアマイルを制したのは昨年の勝ち馬ストレイトガール。7歳にしてさらなる強さを見せ、見事に連覇を達成した。

 この勝利には藤原英師も“してやったり”ではないか。

 本当なら昨年の香港スプリント(⑨着)を最後に引退する予定だった。ところが、オーナーサイドの希望で急きょ現役を延長。さすがに前走の阪神牝馬Sは「攻め馬が足りなかった」(田中調教助手)とあって⑨着に敗れたが、ひとたたきで急上昇。武田、藤岡記者が土曜発行のコラムで指摘した通り、昨年以上の強さを見せて人気馬2頭を一蹴してみせた。

 昨年を思い出せば、暮れのGⅠチャンピオンズCを制したサンビスタもこのパターンだった。6歳春で引退→繁殖入りが規定路線だったが、角居師の“まだ十分やれる”との判断で現役生活を延長。それにより、大きなGⅠタイトルを加えることになったのだ。今回はまさにその再現である。

 また、ストレイトガールには舞台もピッタリだった。

 先週からBコースに替わり、時計が出やすいコンディション。しかもブリンカーを着けたレッドリヴェールが引っ張り、さらに同じく初ブリンカーのカフェブリリアントが行きたがって、4コーナー手前では先頭に。だが、馬場がいいから前半5F57秒2で流れても上がり34秒3のスピード勝負。こうなると中距離タイプより、スプリンターズSを制しているストレイトガールに分がある。

 昨年より0秒4も時計を詰め、②着との着差は頭→2馬身半に。直線を楽な手応えで先頭に立っての完勝なら、まだまだ注目しなければならないだろう。



 アジアを制圧したモーリスがこの先、さらなる高みを目指せば、古馬のマイル路線は役者不足の状況。年下の牝馬だけでなく、秋には熟女が男どもまでねじ伏せてしまうかもしれない。

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