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【ダービー】マカヒキ激闘を制す金子真人オーナー3勝目、GⅠ26勝目

最後の最後にオーナーのGⅠ力が後押し

 川田マカヒキ、ルメールのサトノダイヤモンドによる火が出るようなたたき合い――軍配はわずかにマカヒキに上がった。

 これはもう、どっちが強いとかいう問題ではなく、単にマカヒキ陣営の運がわずかに上回ったということではないか。

 特に“運の強さ”で言えばマカヒキのオーナーが金子真人氏であるということに尽きる。04年キングカメハメハ、05年ディープインパクトですでに2回制しており、個人名義では史上初のダービー3勝オーナーとなったのだ。

 金子オーナーは電子機器設計、製造関連のソフトウェア開発を主とする㈱図研の代表取締役社長。95年10月に所有馬が初出走。翌年1月に初勝利を収めた。

 それ以降、積み重ねたJRAでの勝利数は何と763。重賞勝利数は81になり、GⅠはナント26勝である。

 ちなみに、クラブ法人「サンデーレーシング」のGⅠ勝利数は39、「社台レースホース」が29。金子オーナーの数字は個人としては驚異的で、今世紀に入って最も成功している馬主と言える。

 それだけに手にした賞金もケタ違い。昨年はラブリーデイの活躍もあって19億6253万円を稼ぎ(⑤着以内に入った時の賞金の合計で、馬主にはこの80%が入る)、95年からの賞金合計額はJRAだけで今回のマカヒキを合わせると198億円強。ほぼ200億だ。

 そんな金子氏でもまだかなえていないのが海外でのGⅠ制覇。ユートピアによるドバイでの勝利はGⅡだし、ディープインパクトでの凱旋門賞は3位入線後、禁止薬物が出て失格処分を味わった。

 今年はラブリーデイが香港のGⅠクイーンエリザベス2世Cに出走したが、道悪に泣いて④着。

 となれば、マカヒキにかかる期待は大きい。友道師は「オーナーと相談してからだけど、凱旋門賞も選択肢のひとつ。チャンスはあるのでは」。

 すでに同じディープを父に持つエイシンヒカリがフランスでGⅠを勝利しており、マカヒキも続くかもしれない。今回のダービーは金子オーナーの次なる海外挑戦の足掛かりとして、重要な意味を持っていたといえる。

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