【CBC賞】復調M・デムーロ土日メーンV

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レッドファルクス豪快差し切り

 陽気なこの男には、やはり笑顔が似合う。CBC賞をレッドファルクスで差し切ったM・デムーロのことだ。

“日本人騎手”として2年目を迎えた今年は、年明けから絶好調。GⅡ京都記念をサトノクラウンで制すと、そこから、GⅢ京都牝馬S→GⅠフェブラリーS→GⅢアーリントンC→GⅡ中山記念と重賞5連勝。さらに、GⅠ桜花賞ではジュエラーで2センチ差の鼻差勝ち。4カ月間で重賞7勝を含む特別戦22勝を挙げ、計58勝でリーディング首位と乗りに乗っていた。

 しかし、皐月賞で潮目が変わった。騎乗したリオンディーズで斜行。2週間の騎乗停止を受けて以降、勝ち鞍が急激にペースダウンしたのだ。

 なかなか勝てずに5月はわずか3勝。6月は8勝と復調の兆しは見せていたものの、②着12回と勝ち切れないレースが多かった。

 このリズムの悪さの象徴が先々週の宝塚記念ではなかったか。愛馬ドゥラメンテが故障発症で②着入線後に下馬。能失で引退を余儀なくされ「ホント、泣いた」(M・デムーロ)そうだ。

“ドゥラロス”も心配された先週の中京競馬。だが、泣いたことでむしろ吹っ切ったのかも。土曜はメーンの豊明S勝ちを含む2勝。きのうも2勝を挙げて迎えたメーンのCBC賞はレッドで大外一気の豪快な追い込みを決めて、桜花賞以来、3カ月ぶりの重賞勝利。これで現役10人目となる重賞50勝を達成と“V字復調”を見せた。

「直線で勝つと思ったよ。重賞50勝は本当にうれしいね。パドックでも“ミルコ、頑張れ”と皆、応援してくれる。これからも頑張ります」

 お得意の“ヒコーキポーズ”も出て、ファンに満面の笑みを見せたM・デムーロ。勢いに乗ると手がつけられないのがこのイタリアンだ。

 人気馬の騎乗が多いゆえ、先週の重賞Vは自身、ファンにとっても待望の1勝となったに違いない。

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