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【クイーンS】重賞連勝6歳にしてマコトブリジャール本格化

目立つ4歳牝馬の不振

 札幌で行われたGⅢクイーンSはマコトブリジャールが鮮やかに差し切った。

 マコトは今年で6歳の牝馬。もし、クラブ馬だった場合は引退規定にひっかかる年齢で、かなりの“ベテラン”といっていいだろう。ただ、今はその6歳世代が牝馬重賞の“核”となっている。

 昨年以降、このクイーンSも含めて、世代混合の牝馬重賞は合計17鞍あった。その勝ち馬の世代をみれば、トップに立っているのが実は現6歳世代で7勝を挙げている。それに続くのが5歳世代の5勝で、3位には大ベテランの7歳世代=4勝と続いている。

 その裏で例年ほど成績が上がっていないのが現4歳世代だ。勝ったのは2月のGⅢ京都牝馬S=クイーンズリングのみで1勝止まり。牡馬相手のGⅢエプソムCで鮮やかな差し切りを決めたルージュバックがいたとはいえ、本来なら3歳夏から4歳にかけてパワーアップし、世代レベルを押し上げる時期だが、現4歳世代はそれがいまひとつという見方ができる。

 その4歳世代で1番人気に推されていたシャルールを、ゴール寸前で計ったように差し切ったマコト。思えば4月のGⅢ福島牝馬Sでも同様に1番人気のシャルールを②着に負かしていたのも、偶然にしては出来過ぎかもしれない。

 とにかく、これで重賞2連勝。ともに15、9番人気と低評価だったとはいえ、連続好走だからフロックではない。遅咲き牝馬の本格化とみるべきか。今後の重賞戦線で侮れない存在になってきたことは間違いない。

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