【GⅢ小倉2歳S】1頭だけスピードが違ったレーヌミノル高い将来性

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〝実の秋〟となるか

 終わってみれば“1強14弱”だった。

 きのう、小倉で行われたGⅢ小倉2歳Sはレーヌミノルが②着馬に6馬身差をつけて圧勝。新馬→重賞Vを達成した。

 ライバルが抵抗できたのは3角までだった。好スタートから2番手で追走したレーヌ。3角過ぎには早くも押さえ切れない手応えで先頭へと躍り出た。

「後ろからかわされることはないと思った」

 この浜中の自信と期待に応えるように、ライバル勢が懸命に手綱をしごき、もがくのを尻目に、1頭涼しい顔で4角を回ってきた。

 そうなるとあとはもう独走だ。残り100メートル地点では浜中が後ろを振り返る余裕を見せてゴールを駆け抜けた。

 終わってみれば②着馬につけもつけたりの6馬身差! これはグレード制導入後、芝千二での最大着差である。従来の最大は03年の小倉2歳Sでメイショウボーラーが記録した5馬身差だった。

 個々の実力差が比較的大きい2歳戦とはいえ、今後の期待が膨らむレース内容であったのは間違いあるまい。

「スタートからゴールまで注文をつけるところがなかった。2歳牝馬でこれだけ精神面の強い馬はそうはいない。将来性も高いし、GⅠ戦線も楽しみですね」とは浜中。このあとはレース間隔をあけて、どこか1戦してGⅠ阪神JF(12月11日)を予定している。

 また、この勝利にはオーナーの吉岡実氏の勢いの後押しもあったか。13年3勝→14年6勝→15年4勝だったが、今年はこの小倉2歳Sを含めて12勝と爆発的に勝ち星を伸ばしている。古馬はアクティブ、そして2歳戦はレーヌ。秋も“ミノル”から目が離せない。

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