【凱旋門賞前哨戦】マカヒキいよいよ世界デビュー

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10月2日の大一番 強敵はこの4頭

 初めて日本で馬券が買える今年の凱旋門賞まであと3週間と少し。今週日曜にはマカヒキが前哨戦に出走する。海を渡った日本のダービー馬の勝機はどれほどか、行く手を阻む強敵はどれなのか。まずは現況をきっちりと把握しておこう。

本番一本で高みの見物ポストポンド、ラクレソニエール

 今週末に行われる前哨戦は4つ。

 マカヒキが出走する3歳限定のGⅡニエル賞、4歳以上、牡馬牝馬のGⅡフォワ賞、そして3歳以上の牝馬によるGⅠヴェルメイユ賞。

 この3つは全て同日に本番と同じシャンティイ競馬場(例年はロンシャン競馬場だが、今年は改修工事のため変更されている)の芝二千四百メートルで行われる。

 もうひとつが土曜にアイルランドのレパーズタウン競馬場、芝10Fで行われるGⅠ愛チャンピオンS。距離はやや短いものの、近年は凱旋門賞への重要なステップで、昨年の凱旋門賞馬ゴールデンホーンは愛チャンピオンSからの連勝だった。

 8日朝の時点で、英国最大のブックメーカーであるウィリアムヒルの凱旋門賞のオッズは、

 ポストポンド  4・5
 ハーザンド   6・0
 ラクレソニエール8・0
 マカヒキ    8・5
 マインディング 10・0

 まず、英国の5歳牡馬ポストポンドは昨年夏からGⅠ4つを含む6連勝中。

 今年のドバイシーマクラシックでは2410メートル2分26秒97のレコード勝ちで、この時の②着がドゥラメンテである。

 8月17日の英インターナショナルS(芝10F88y)を制し、前哨戦を使わずに本番に向かう。現在、芝二千四百メートル路線では世界一と言っていいほどの実績馬だ。

 もう一頭、本番直行なのが仏国のラクレソニエール。今年の仏1000ギニーと仏オークスを制した3歳牝馬で、現在8戦8勝の快進撃である。

 前走は8月23日のGⅡノネット賞。3歳牝馬限定戦、芝二千メートルだが5頭立ての少頭数で、しかも自身を含めて4頭が同厩舎の馬(ほか1頭は最下位)という〝勝ってください〟のレース。まだ本当に強い牡馬、古馬とは対戦していない。

 だが、主戦であるC・デムーロの評価はかなり高い。

「スバラシイ。乗っていて簡単に勝つ。とても頭のいい馬。(ノネット賞の楽勝について)凱旋門賞の準備のための走り。100%期待通りだった。距離? ゼンゼンダイジョウブ。絶対の自信を持って臨みたい」

 WASJで来日した際にきっぱりと言い切っていた。

前哨戦でベールを脱ぐハーザンド、マインディング

 今週、前哨戦に出走するのはハーザンド、マインディング。

 ハーザンドは愛国の3歳牡馬で5戦4勝。今年の英愛ダービー連勝の強豪だ。夏は休養し、ニエル賞か愛チャンピオンSをたたいて本番へ向かう見込みで、おそらく馬場が軟らかそうな方を使ってくるだろう(良馬場はデビュー戦の1走のみで⑤着)。

 マインディングは愛国の〝天才〟エイダン・オブライエン師が管理する3歳牝馬。英1000ギニー、英オークスを制しており、主戦はあのR・ムーアだから怖い。

 こちらは愛チャンピオンSへの出走が濃厚。今週のレースが終われば、凱旋門賞の勢力図もよりはっきりとしてくる。来週木曜は前哨戦の分析をお届けしよう。

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