【セントウルS】まさかの逃げ切りビッグアーサー

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もはや国内に敵なし

 絶対王者ロードカナロアの域に近づいたか。GⅠスプリンターズS前哨戦のGⅡセントウルSはそう思わせるほど、ビッグアーサーの強さばかりが目立った。

 勝つことは予想していても、こういう勝ち方だと思っていたファンは少なかっただろう。

 これまで4角先頭の競馬さえなかった馬が、スタート直後から、まさかのハナに。さらにスノードラゴンが並び掛けたことでハミを取ってラップが上がり、前半3Fは33秒1! しかも2~4F目まで10秒台を刻む逃げだ。いくら開幕週とはいえ、きつい流れである。

 いつもと違う競馬スタイルということを加味すれば、敗れる危険性のある形だ。それを最後は余裕たっぷりの1馬身差でゴールイン。②着~⑩着までが首、鼻差が続いていたから、1頭だけエンジンがズバぬけていたということだ。

「もう試すこともない」(福永騎手)

「もう試すこともなくなった。正攻法でタイトルを取りにいきます」

 レース後に福永が語ったように、それも納得の強さ。まして、次に控えるスプリンターズSでも強力なライバルが見当たらない。

 昨年の覇者でGⅠ3勝のストレイトガールは先日、引退を発表し、高松宮記念②着のミッキーアイルはぶっつけ本番。あとはキーンランドC組だが、勝ち馬ブランボヌールを含めて4頭の3歳馬が掲示板に入ったとはいっても、経験値の差は明らかだ。

 手薄なスプリント路線では、もはや国内に敵はなし。そう、絶対王者ロードは世界でも王者だった。その再現まで今のビッグアーサーには期待したくなってくる。

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